玄海原子力発電所

玄海原子力発電所（げんかいげんしりょくはつでんしょ）は、佐賀県東松浦郡玄海町にある九州電力の原子力発電所である。玄海原発（げんかいげんぱつ）とも呼称される。本記事では以下「玄海原発」と呼称する。概要玄海原発は、九州電力で最大の発電所であり、九州7県で使用される電力供給量の3割以上を発電する。3号機は日本初のプルサーマル発電を2009年（平成21年）から実施している。敷地面積は約87万平方メートル。見学・PR施設として「玄海エネルギーパーク」が設置されている（#広報活動を参照）。所在地 佐賀県東松浦郡玄海町今村発電設備 3号機は、2009年（平成21年）11月5日よりプルサーマル試運転。同年12月2日より営業運転を開始。 MOX燃料費は、1回目18体10.7トンで139億6400万円。2回目20体13トンで150億8200万円。年表 1968年（昭和43年）6月 - 1号機、建設計画を発表。 1970年（昭和45年）12月 - 1号機、原子炉設置許可。 1971年（昭和46年）3月 - 1号機、建設工事開始。 1975年（昭和50年）1月 - 1号機、初臨界。 1975年（昭和50年）10月 - 1号機、営業運転開始。 1976年（昭和51年）1月 - 2号機、原子炉設置許可。 1976年（昭和51年）6月 - 2号機、建設工事開始。 1978年（昭和53年）12月 - 3・4号機、増設計画を発表。 1980年（昭和55年）5月 - 2号機、初臨界。 1981年（昭和56年）3月 - 2号機、営業運転開始。 1984年（昭和59年）10月 - 3・4号機、原子炉設置許可。 1985年（昭和60年）8月 - 3・4号機、建設工事開始。 1993年（平成5年）5月 - 3号機、初臨界。 1994年（平成6年）3月 - 3号機、営業運転開始。 1996年（平成8年）10月 - 4号機、初臨界。 1997年（平成9年）7月 - 4号機、営業運転開始。 2009年（平成21年）12月 - 3号機、プルサーマル運転開始。 2010年（平成22年）12月11日 - 3号機、定期点検を開始（東日本大震災前の最後の定期点検）。 2011年（平成23年）1月29日 - 2号機、定期点検を開始（東日本大震災前の最後の定期点検）。 2011年（平成23年）3月24日 - 2・3号機、定期点検後の発電再開を延期。 2011年（平成23年）12月1日 - 1号機、東日本大震災後の最初の定期点検及びストレステストの一次評価を開始。 2011年（平成23年）12月25日 - 4号機、東日本大震災後の最初の定期点検及びストレステストの一次評価を開始、。 2013年（平成25年）7月12日 - 3・4号機、原子力規制委員会に対し新規制基準への適合性確認を申請。 2015年（平成27年）4月27日 - 1号機、運転終了。